連休
今週末は連休なのね。
年末年始かなりゆっくりしたから、仕事始めで疲れたからちょうどよかったかな。
間欠的ファスティング - 2-3日目
一日目のファスティングは思っていたより楽に終了。
終了した夜は普通に奥様の料理をおいしくいただきました。やはり思ったより食べられない感じはする。というよりすぐおなか一杯になっちゃった。
甘いものなどすごく反動があるかと思ったが、そんなでもない。
翌日は本当に普通に過ごす。朝昼晩ともに食べる。ただし、昼は立ち食いソバ一杯だけ。それで満腹(満腹、という感じもこれまでとちょっと違う。)で、間食もしたくならない。
肥満の原因は「砂糖」だとのことで、甘いジュースは厳禁。というより別にほしくない。お茶で十分。こんなの少し前までの自分では考えられない。
昨日夜(ファスティング1日目終了時)は体重が87.7kg。ピークから言うとマイナス2キロ。ただし、私の体重は一日で1,2キロは変わってしまうから痩せたとはまだ言えない。
で、翌日の夜が88.6kg。元に戻った感じ、、、
間欠的ファスティング - 1日目
本当は来週月曜日から突入するつもりだったけど、勢いで始めてしまいました。
間欠的ファスティング。
朝昼抜いて、夜は食べ、翌日は普通に食べる。
その翌日はまた朝昼抜いて、夜食べる。を1週間繰り返す、と。
今日の朝はコーヒー飲み。いつも、朝は寝起きにコーヒーを飲むだけか、小さなパンなどを口にするだけ。会社に行く道すがら、パン等を買っていくことはあるけど今日は我慢して、スタバでブラックコーヒーだけ調達。
会社について、席に着くと、その場で「もしかしたらファスティングできるんじゃなえか」と思い、晩飯までファスティングすることに急きょ決定。
ちなみに、ファスティング中は水・コーヒー・お茶は口にしていい。
で、午前中は超絶忙しく、おなかがすく暇もなかった。で、正午を過ぎると忙しいのは忙しいけど、ゆるやかな空腹感がじわじわ訴えかけてくる。机におきっぱにしているビスコが悩ましい。
で、なんとかしのいで、14時頃外出。赤坂で打合せして、それでもやっぱりゆるやかな空腹感。そういえば、地下に出汁を飲ませてくれる店があったと聞いたことがあったので寄ってみた。200円で和風だし汁を出してくれるのでそれをゆっくり口にした。ちょっと塩気が多く感じて、しんどかったけど、結構満足感があるね。
16時すぎに事務所に戻り、再びデスクワーク。超絶忙しいけど、常にゆるやかな空腹感にさいなまれるけど、いつもの血糖値がガツンと下がって何もできるなくなる空腹感ではない。
仕事の方は、「集中力も上がっちゃう」と本には書いていたけど、それは確かにそうかも。でも、気のせいか、おでこのあたりの頭が痛い。ファスティングと関係あるかどうかはわからないけど、頭痛い。
そんなこんなでもうすぐ18時。晩御飯が待ち遠しい。
ノルウェイの森
村上春樹原作。
トラン・アン・ユン監督。
松山ケンイチ、菊池凛子ほか。
人生は喪失の連続である。
失うことが目的であると言っても言いすぎではない。
しかも、生まれ変わる、とか新たに始まる、とかいった類のものではなく、もっと絶望的で、救いようのない喪失。
だからこそ、悲しみや苦しみ、悩みから僕たちが解放されることもないし、最大の喪失である死ぬことさえも、特別なことではない。
その現実に、瑞々しくも、もだえ苦しむ若者の姿を、独特の感覚で描ききった映画でした。
原作を愛するがゆえに、しょうもないものは作れない、というリスペクトの気持ちがにじみ出ていて、そして、トラン監督が持つ作品の解釈というものを見事に提示していました。
見終わって、1時間後、じんわりと、心の深いところからなんともいえない想いがこみ上げてくる、そんな映画です。
この作品の最大の成功は、松山ケンイチを主演にしたことじゃないでしょうか。
何かに憑かれたような存在感や、目の奥に潜む確固たる信念と現代的な弱さ、という相反する性格が同居している不思議な魅力が、いい味出してました。シーンごとに、顔が別人になります、彼。
それにしても、原作「ノルウェイの森」を彩る数々の名ゼリフは、作品中では、これ以上なく鮮やかに輝いているのに、音にしてしまうと、とたんにリアリティを失い、その輝きは褪せてしまうよう。
これらのセリフをどのように受け止め、音にするか、という作業は、映画を作る人のセンスであり、最大の仕事なんだろうけど、たとえば、
「私、あなたの喋り方、好きよ」
緑の名ゼリフ(読んでない人にとってはさっぱりわからないでしょうが)。
この文章に、どのような音を与えるか。
「それしかないんじゃないか!」と言えるかどうかは別にして、考えに考え抜いたんだ、というのが伝わってくる、約2時間。
パーツを見るのではなく、俯瞰で映画全体を思い返したときに、背骨のように一貫するメッセージが見えるような、重厚な、いい映画でした。
ここ数週間、楽しみすぎて下痢気味な毎日を過ごして、待ちわびた甲斐がありました。